こんにちは。
今日は「生命の樹」についてお話しようと思います。
「生命の樹」って、ご存じですか?
こういうの。
見たことある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
これは、旧約聖書に出てくるエデンの園に植えられている命の木を図にしたもの。
アダムとイブの暮らしているエデンの園には、沢山の美しくて、美味しい実のなる木が植えられていました。命の木は、善悪の木とともに、園の中央に植えられています。
善悪の木は、神様が「食べちゃダメ!」と言ったのに、2人が食べてしまった木です。
命の木は、この実を食べると永遠の命を得るとされています。また、この木は天界のエネルギーを下界に流すと言われているそうです。
善悪の木のことはよく耳にしていましたが、命の木というのもあったんですね。
この図の解釈は、いろいろあるようです。
私の好きな天使の本では、「進むべき道や、経験すべき事柄を示してくれる『人生の地図』」と解説しています。
神様が放った光から全てのものは生まれました。その光が3本の柱に分かれ、その柱に10個の光の放射点(図の中の円のこと)が創られました。これらはそれぞれ違う性質を持つ世界であり、それぞれに大天使が宿り、その世界で学ぶべき事柄を伝え、導いてくれるそうです。これらの世界のテーマを一つ一つ学んでいくことで、光へ近づけるんだそうです。
私、10年前に初めて見た時には、何を言っているのか、ちんぷんかんぷん(*_*)どうしてもこの図が「樹」には見えないし…。
分からな過ぎて、かえって強烈に印象に残ったのでした。
スピリチュアルを学んだ今なら、何が言いたいのか、分かります。
光やエネルギーである私たちが身体を纏った人間として地上に降り、そこからまた光へと帰っていく過程を表したものなんですね。
あれ?なんか今、初めてこの図が樹に見えてきました。
樹になっている沢山の実を、一つ一つ美味しく食べていったら光になれるのかな?
あれ?命の木の実を食べると、永遠の命を得るって、そういうことだったのか!
神話やシンボルって、よくできてるな~。分かってしまえば、分かりやすい!
「生命の樹」を見て何を感じ、何を受け取るかは、あなた次第だそうですよ。
そんな懐の深さが、魅惑的で魅力的ですね!
(参考文献:「夢をかなえる天使事典~光へ導く82の天使とマスターたち~」CR&LF研究所編著)
(参考文献:「旧約聖書・創世記」wikisource)